彼女は空を眺めていた。こんな薄汚い街から見える空に何を見て何を期待しているのだろう。彼女の生まれた町から見える綺麗な澄んだ空なんて見えるわけもないのに。街にたたずむ彼女は、何にも染められていない真っ白なキャンパスのようだ。彼女はこれからどんな色に染められていくのだろうか。私に出会ったということは、白いままではいられなくなるのは確かだろう。彼女の生まれた町はとても空気が澄んでいて、空が高く夜になると星が手に取れるような輝きを見せる空があった。「いつも眺めてました。嫌なことがあると土手なんかに行って、ぼーっとしてましたね。」と彼女はのほほんと語った。小さな頃から考えることが苦手だった。誰かが引っ張っていってくれれば何も考えることもなく付いていくような子供だった。そんな性格からか、道を示してくれる頼りがいのある人に惹かれるようになっていた。初体験の相手は教師だった。中学の頃から色々面倒を見てもらっていて、進学先のことも熱心に考えてくれた先生だった。さすがに在学中は深い仲にはなれなかったのだが、進学してからもメールのやり取りをしていると、在学中では考えられないくらい積極的にアタックしてくるようになった。元々好きな男性だったので、二人で遊んでいても幸せだったし、カラダを求められたときも何も考えずに相手に任せていた。その男は特殊な性癖があった。女にオナニーをさせてそれを眺めながら酒を飲むのが大好きだったのだ。彼女にいろいろなおもちゃを与えるとそれの使い方を丁寧に教え、それを実践させた。男はそれをつまみに楽しそうに酒を飲むのだった。彼女がイキそうになると、必ず手を押さえられ我慢させられていた。自分が長く楽しむにはお前はイッてはダメなのだと真剣に語られたこともあったという。そんなプレイを続けていくうちに彼女は長時間のじらしオナニーの後でないとSEXを本気で感じられない体になってしまった。さすが教師、体の調教も上手いかったという訳だ。オナニーを見せることを抵抗を感じず、むしろそれを求めるようになった彼女と男のプレイはさらにエスカレートしていった。縛った状態で長時間性感帯を責められたり、その姿を男のカメラで撮影するほどまでにエスカレートしていった。そんな彼との肉体関係だったが、彼女は案外その生活を楽しんでいたという。そんな生活も彼の一言により、一瞬で終わってしまった。いきなり「もう会えない」と言ってそれきり連絡すら取れなくなってしまった。残された彼女には他人にオナニーを見てもらうと感じてしまう性癖だけが残った。今回はその教師に教え込まれた自慢のオナニーのを撮影することに成功した。実に興奮する仕上がりとなっている。彼女の真っ白だと思っていたキャンパスは、変態教師によって都会の曇り空のような薄暗い色をしていたわけだ。私の選球眼は大したことがないみたいだ。